2007年4月21日土曜日

追、USMLE Step1 廃止

2008年入学クラスから新制度導入を検討しているとのこと。つまり、今年の秋に入学するクラスが最終Step 1受験学年となり、2009年が最終のStep 1実施になるかと予想されますが、移行措置などについては情報がありません。

この新制度は、MD/PhD課程の学生にとっては大変不利。3~5年間休学して博士を取得して医学部に復帰した3年生の終わりに、3~5年以上前にならった基礎科目も含む試験を受験しなければならない... その点数でレジデンシーの先が決まる。

2007年4月18日水曜日

USMLE Step1 廃止

本日、カリキュラム担当のDeanと面会して、来年以降のPhD課程からMD課程への移行について相談した。そこで衝撃の事実、「君には関係ないけれどね、...

2010年入学者?だかから、USMLE(アメリカの医師国家試験)の仕組みが変わるという。今までは、3段階に分かれていた。
= Step 1(基礎)... medical school 2年卒業時
= Step 2(臨床知識・臨床技能)... medical school4年次
= Step 3(臨床知識)... 研修医1年目

Step 1を廃止して、Step 2と統合するという(基礎学科の知識を、Step 2の質問に織り込む)。さらに、この新Step 2はmedical schoolの3年次に受けるように変わるという。4年だと、研修医先の病院にマッチで出願する際、Step 2の点数がぎりぎりになるということや、Step 2の実技試験導入で学生の負担も大分増加したことなども関連しているのだろうか。

USMLEのホームページを見ても書いていないようなので、まだ内定段階かもしれませんが。

2007年4月15日日曜日

手技学習ビデオwebcast

仕事でNew England Journalのwebsiteをのぞいたら、こんなものが。まだ8種類だけではあるが、手技の手引きビデオである。残念ながら、雑誌購読者(あるいは契約している大学構内)でないと見られないらしい。

しばらく見入る。来年の夏からは、こういうことをやっているのだろうか。

2007年4月7日土曜日

φιλοσοφία

今日は日本人の飲み会。ワシントンDCにいると、実にいろいろな人に出会える。

今日特に感化されたのは、国際機関で国際開発の仕事をしている方。どうやら、国際開発の意義や正当性について、哲学書をよみながら思索を深めようと挑戦している様子。知り合いの若手哲学研究者も同席しており、その方と話していた様子をうかがうに、気の長くなるような答えのない問いを、いろいろ考えている様子。哲学の研究者が考えるのは当たり前だといえば当たり前だが、やはり、知的に充実した生活を送るにあたっては人間に普遍的なものだということか。しかも、この6月か7月には、PhD(博士)を取得出来そうな目算である。恥ずかしながらPhilosophiæ Doctor、つまりDoctor of Philosophy...???。

脳科学についてもやや問われて、酔っていたので意味ある返答が出来たかは不明だが、何かしら話した記憶はおぼろげながらある。とにかく、また専門以外の読書をしたくなってきた(先に今書いている論文を片付けろというのはそのとおりだが)。やはり少し視野を広げたいものだ、広げるべきだろう。少し目先を追いかけすぎかもしれぬ。難しいところだが。

2007年4月6日金曜日

ニンニクチャーハン

私は不幸にして、ニンニクが大好きだ。ニンニクたっぷりのチャーハンなど、手間がかからないし、根拠もなく身体によい気もするので、最高である。今日はとくに豪勢にニンニクを使用した。

ところで。

病院に出るにあたって身だしなみは整えられても、ニンニク臭が体中から滲み出すのは止められない。料理した手や口腔もさることながら、頭部の毛穴がニンニク畑に。病院に出るときは、究極のサービス業に従事するものとして、ニンニクは自粛すべきだ。

失敗、失敗。

2007年4月5日木曜日

Jury duty

今日は1日、裁判所に出頭して陪審員の義務を果たしてきた。実際の裁判の陪審員には選ばれなかったので、ほとんど待合室で座っていたのみであるが。おかげで、副業は捗った。

ところで、同じ陪審員待合室で、全国ニュースの有名キャスターも普通に呼び出しまちで控えていた。首都にいると、時々こういう面白いことがある。