2007年4月7日土曜日

φιλοσοφία

今日は日本人の飲み会。ワシントンDCにいると、実にいろいろな人に出会える。

今日特に感化されたのは、国際機関で国際開発の仕事をしている方。どうやら、国際開発の意義や正当性について、哲学書をよみながら思索を深めようと挑戦している様子。知り合いの若手哲学研究者も同席しており、その方と話していた様子をうかがうに、気の長くなるような答えのない問いを、いろいろ考えている様子。哲学の研究者が考えるのは当たり前だといえば当たり前だが、やはり、知的に充実した生活を送るにあたっては人間に普遍的なものだということか。しかも、この6月か7月には、PhD(博士)を取得出来そうな目算である。恥ずかしながらPhilosophiæ Doctor、つまりDoctor of Philosophy...???。

脳科学についてもやや問われて、酔っていたので意味ある返答が出来たかは不明だが、何かしら話した記憶はおぼろげながらある。とにかく、また専門以外の読書をしたくなってきた(先に今書いている論文を片付けろというのはそのとおりだが)。やはり少し視野を広げたいものだ、広げるべきだろう。少し目先を追いかけすぎかもしれぬ。難しいところだが。

0 件のコメント:

コメントを投稿