2009年3月2日月曜日

検査結果の記載法

日本でどういうカルテの書き方をするかは知りませんが、質問をされたので、この(→)skeletonというのは、日本では一般的ではないのかもしれません。枠内に書いたのは、すべて、血液検査の結果です。どこもどんどん電子カルテ化する中で、このshorthandを見かける機会は減ってゆくのかもしれませんが、アメリカでは全国的に、当然のように使われる記載法なので、知って損はないかもしれません。症例発表とかでも、出てきます。ちなみに、最後の肝酵素については、病院によって違った書き方をすることがあるようです。

あと、テキストで打ち込んでいる場合は、以下の感じになります。なれていないと、数字と記号の羅列が何の意味だか、わからないかもしれません。

Na / K | Cl / bicarb | BUN / creatinine < glucose

leukocytes > hemoglobin / hematocrit < platelets

興味のある方は、アメリカの医学生が誰でも病棟で携行しているMaxwellを参考にすると、標準値などともに、動脈血ガスの書き方、reflexの記載方法など、いろいろ書いてあって便利かもしれません。

0 件のコメント:

コメントを投稿