朝のカンファ。
教授 「この患者さん、○○の治験にちょうどいいんじゃないかしら」
レジデント 「I have a feeling she's really not going to agree to be in any studies...」
一同 「(笑)」
難しい患者は(つまり対応の難しい患者は)、臨床の治験などに含まれる可能性はより低いに決まっている。いくら大教授がどうおっしゃっても、難しい患者は難しい患者、現実に施行するレジデントは日常に追い回されているわけで、必ずしもunbiasedな研究者ではない。ここにもまたひとつ、臨床研究の落とし穴がある気がする。
エビデンス、エビデンスと呪文のように唱えれば何でも治ると思っている節のあるレジデントも見かけたりするが、trialのエビデンスは実験科学者の目から見ると、あまりに多くの交絡因子(有形・無形ふくめ)があって、科学的ではない感がぬぐえない。そうすると、エビデンスもよいが、「臨床的なカン」みたいなのによるevidenceも、馬鹿にはならないということだろう。
2009年3月12日木曜日
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どーも.栄光46期齋藤です.
返信削除さっきメール送ってみたら,Over quotaだと返されたのでこちらで.
今のところ予定通りです.現地での連絡先等伝達事項がありますので,
メール整理しといてくださいな.