2009年1月6日火曜日

初日当直

月曜日小児科に出頭して、急に、そのまま当直になってしまった。まあ家が近いのでさっとものを取りに帰ることはできたのですが。

でも最終的には運がよかった、というのは、引き継ぎの患者を受け持たずに新患だけで済んだので、担当している患者の一部始終をチームで僕が一番詳しく知っている、という立場になったからだ。一緒に回っている3年生は家族持ちとかなので、急な当直が大変だからと僕が引き受けたわけだが、彼らは既に入院している患者の分厚い過去の入院記録と格闘していて、しかもチームの上の人は皆すでにその患者さんを知っているという、きつい立場だった。よって、急な当直も、悪い話ではなかった。あと、一緒にやっていたインターンがとても優しくて、未明に、担当になった新患の症状についてポイントを教えてくれたので、朝の回診も実になめらかにうまくいった。

あと、この前に内科を回っていて、本当によかったと思う。というのも、SOAPプレゼンや診察のポイントをそれなりに仕込まれているから。今まで外科などを回っていて内科がまだの同級生は、回診時なれずに、プレゼンなどあたふたしていてかわいそうだった。たとえばRSV肺炎疑いの子で、きちんとpulmonaryの所見がとれていなかったり。

外科を回ると、また別のことを教えてもらえるのだろう。たとえば噂では、聴診器に手を触れずにCTABとかRRRとかがわかる、秘伝の診断法を伝授してもらえるらしい。

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