先日は、外来でついて教わっていたお医者さんが施設内の救急当番だったので、緊急出動した。たぶん糖尿病治療の不具合で低血糖、LOCの女性。あきらかなdeliriumだったのが、水飴みたいのをなめさせられて、それでやっと静脈がとれたのでD50を入れたら、注射が終わるか終わらないかのうちに、たちまち普通の会話をしだした。
こういうのだから、脳の研究は難しい。特に小動物であればあるほど、実験下、こういうhomeostasisは簡単に狂うのだが、脳を単独の機械のように考えていると、そういうのを見落としやすい。低血糖・低体温で結果がでなかったりするのはまだよいのだが、あきらかに過呼吸性の癲癇様波の実験結果を平気で出したりする人も、少なくはない。
2008年11月2日日曜日
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