2008年11月29日土曜日

世情

恐ろしい。

政府支出によって成り立つ、首都ワシントンDCですら、道を歩いていても、寒風が吹きすさんでいる。治安も悪化。ドルは超インフレへ向けて、毎週のように新しい政府支出案が提示されている。年明けにはイランあたりで戦争をオッパジメそうな気配も。同世代の若手研究者はもちろん、全く関係ない業界の知人たちも、おしなべて別の国に引き上げ始めた。

もしも仮に2011年度にインターンをしたとしたら、どこの町にしても、相当どんぞこであろう。そしてアメリカの傾きかけた医療体制は、よくても立て直しのまっただ中、恐ろしい混乱状態の中で研修をすることになろう。悪くしたら、今の状況のまま、徐々にじり貧。でも、これから研究はもっと暗黒時代となることを考えると、免許くらいとっといた方がよかろうというのは確か。混乱と読んでいるのなら、なおさら免許を、とある知人はいう。正論ではある。

2010年、ないし2012年あたりにドイツに居着いたら、畑でも始めた方が良さそうだ。経済情勢に詳しい別の知人と会食していて、半分本気で、こんな話にすらなった。農学部時代にはトラクターを運転する実習もあったし、作物の肥料のNPK比とか、たぶん記憶の彼方をかき回せば、美味しいジャガイモくらいは作れるかもしれぬ。

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